REBOOT COFFEEBAR TAKASAKI

Taste Like Mango, Peach, Passion Fruit, Green Apple, Juicy
Process Culturing
Variety Caturra, Colombia
Region Risaralda
Altitude 1600m
Producer Finca Milan


Finca Milan
コロンビア・リサラルダ県に位置するミラン農園は、カルチャリングプロセスをはじめ、多様な革新的な精製方法を生み出していることで著名な農園です。農園では、大学や研究機関とも協力しながら、発酵プロセスに関する科学的研究を進めており、微生物や酵母の働きを詳細に分析し、環境に適した最適な発酵条件を整えることで、品質のさらなる向上を目指しています。
その結果、ミラン農園のコーヒー豆はバリスタ世界大会などの国際的な舞台でも使用され、高い評価を受けています。

Culturing
Milanでは、完熟チェリーを手摘みで収穫後、パルピングで果皮を除去し、ミューシレージ（粘液質）を一部残した状態の豆をバイオリアクター（密閉タンク）に移します。
ここに、パイナップルなどのフルーツ由来スターターカルチャー（酵母＆乳酸菌）を添加し、窒素ガスで酸素を排除します。発酵中は、温度・pH・糖度（Brix）を厳密にモニタリングしながら、3～6日間かけて発酵を行います。この工程により、通常の自然発酵では得られにくい、ライチやピーチ、パッションフルーツのようなトロピカルで明るい果実味が明瞭に表れます。
さらに、窒素封入によって発酵環境が制御された嫌気性となり、過剰な発酵臭を抑えながらクリーンで甘みのある味わいが形成されます。